冷え性改善したい方に青汁はオススメ?
青汁にはさまざまな健康作用があると言われているため興味を持つ人も多く、最近特に話題になることが多いのが「冷え性を改善する」という効果です。ではこれは本当なのかというと、成分から考えると十分ありえる話だと言えます。
そもそもどうして冷え症が起きるのかというと、原因としてはストレス、ホルモンバランスの乱れ、貧血、栄養不足といったことが挙げられます。
まずストレスに関しては青汁に含まれるメラトニンという物質が改善効果を期待できます。メラトニンは睡眠をコントロールするためのホルモン物質であり、これが不足していると寝ても疲れが取れなかったり眠りが浅くなるといった症状が出てきます。これがストレスに繋がっているのであれば青汁を飲んでメラトニンを補って改善するということが出来るようになるでしょう。
次にホルモンバランスの乱れですが、これは青汁に含まれるビタミンEとビタミンB6、亜鉛、カルシウムといった成分が改善してくれます。ビタミンEとB6はプロゲステロンとエストロゲンという二つの女性ホルモンを補充する、亜鉛はホルモンの原料となる、カルシウムはホルモンバランスを整えるといった効果があります。
三つ目の貧血ですが、これも青汁に含まれる鉄分と葉酸、ビタミンCが効果的です。鉄分はよく知られている通り血液を作る原料となる栄養素ですし、葉酸を効率よく摂取することが出来ると貧血を予防する効果が期待でき、ビタミンCは葉酸の吸収を助ける効果があるのです。
そして最後の栄養不足に関してですが、これはそもそも青汁に栄養が豊富に含まれていることを考えれば当然改善することが可能です。これらのことを踏まえると青汁で冷え症が改善するということはあり得ることですから、冷え症改善のために飲むというのは非常に良いことだと言えます。
ただし青汁に含まれるカリウムは一時的に体温を下げる効果があるのも事実ですので、あらかじめ温めて飲むなどの工夫をするとさらに効果的になるでしょう。